202201
Monday
【稚内】矢吹写真館(市中央2)を経営する矢吹尚也さん(57)が「2022ワールドフォ トグラフィックカップ(WPC)」のポートレート部門の日本代表に選ばれた。「写真のワールドカップ」と呼ばれる国際コンテスト。矢吹さんは「写真のオリ ンピックのようで楽しい」と日本代表選出を喜び、3月の結果発表を心待ちにしている。
矢吹さんは昨年11月の国内予選でポートレート部門の日本代表に選ばれた。国際写真展の審査経験者などでつくるWPC日本選考委員会が選出した。
出品した作品は京都の金工作家、中村ヨウイチさんのポスターや略歴用に矢吹写真館 で撮影した。作品展示に使う布を背景とテーブルに飾って、中村さんを包み囲むようにし、人物とともに作品の世界を表現した。自らが作品ともイメージできる 構図で、さまざまな解釈ができるのもおもしろい。この撮影を機に、中村さんのメタルアート展「始まりの瞬間」が北海道銀行稚内支店で9月に開かれ、人気を 集めた。
WPCは欧米の写真家団体が2013年に始め、今回のローマ大会には35カ国が参 加。ポートレート、コマーシャル、フォトジャーナリズムなど6部門に各国とも3点ずつが応募でき、各部門とも上位3人にメダルが贈られる。10位入賞まで にポイントが国別に与えられ、最高点の国にワールドカップが贈呈される。
矢吹さんは2019年にもWPCのコマーシャルとポートレートの2部門で日本代表に選ばれたが、メダルには届かなかった。
矢吹さんは「日本代表に選ばれ、誇りに思っている。写真技術の総合力を競う国対抗の審査もあり、楽しみにしている」と話す。(杉野英介)
「年を重ねると見えない事や聞こえない事が出来て着ます!?♩。がっつ、 大丈夫な筈ですよねっ。己)」https:/